新年最初の山行

新年あけましておめでとうございます。

日本ではお正月を迎えられて、皆様のんびり過ごされていることと思います。
お正月と言えば、おせちにお雑煮。あー懐かしい・・・。
こちらではお正月という雰囲気が全くなく、少し寂しいです。

元日早々、山へ行ってきました。
年越しパーティから帰宅し、朝方ベットに入ったこともあり、目が覚めた時は既に１０時をまわっていました。
ベットから起き、よろい戸を開けると太陽が眩しいくらいのとってもいい天気。
窓を開けてすっきりした空を見上げていたら、無性に山へ行きたくなってしまったのです。

早速、身支度を整えて外へ出ると、カティナッチョ、そしてシリアーの雪を被った美しい山容が目に入ってきて、思わず「うわぁー、きれい」と声を出してしまう。年末年始で有名なドロミテの観光地はどこも観光客で賑わっていると思い、人があまりいない静かなプエツ・オドレ州立自然公園へ車を走らせました。

雪山は最高です！　新緑の季節のトレッキングはもちろん大好きですが、冬山はもっと好きかも•••••。
人が少なく、なんと言っても「山の静けさ！」が好きです。　
立ち止まって、耳を澄ましても何も聞こえてこない。　
澄んだ空気と雪のにおいを嗅ぎながら、雪に埋もれた山道を歩いていると何とも言えない安堵感に包まれます。

途中、数人の同志とすれ違い「新年おめでとう」、「よいお年を」と笑顔で挨拶を交わし、気持ちの良い新年を迎えられることができました。

２０１２年、平和で穏やかな一年でありますように！